どーもTottoです。
最近お湯をガスコンロで沸かすことがほとんどなくなってませんか?
わが家はIHではなくガスコンロなので電気ケトルのほうがはるかにお湯を沸かすのが簡単で早いのです。
そんな電気ケトルはT-falのアプレシアという商品を使っておりました。
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しかしもうかれこれ8年も使っておりますので壊れてはおりませんが新しいものが欲しくなってしまいました。
そこでAmazonを徘徊しておりましたら少しおしゃれな中国製の謎の電気ケトルを見つけたので購入してみました。
有名なT-falと謎の中国製、性能の違いを検証してみました。
それではAmazonで購入したシリーズ 電気ケトル編どうぞ!!!!
目次
Amazonで購入したシリーズ T-fal電気ケトル
言わずと知れたT-falの電気ケトルです。最初使用したときお湯が沸く速さにビックリしました。
このケトルの登場で普通のヤカンはきっと売り上げが下がったのではないでしょうか、
もう一家に1台くらい普及していませんかね。
こちら定格 100V 1250Wです。メーカー公表値では140mlを約50秒で沸かすらしいです。
容量は0.8リットルです、これ以上必要な時もたまにはあると思いますが
ほとんどの場合これくらいで量でことは足りてしまいます。
Amazonで購入したシリーズ 中国製謎の電気ケトル
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「火傷防止設計」Villsure 1.0L電気ガラスケトルは二重構造により、本体が熱くなりにくい、沸かしたお湯も冷めにくくなり、他の同類製品と比べ、保温性も優れる。子供とご老人に向けの安心・安全設計設計です。
「業界最速スピード沸とう」最精密な温度調整器を採用し、900wの出力により、カップ1杯分(140mL)がたったの約45秒のスピード沸とう、1.0Lのお湯が3-4分ほどで沸き、短時間でコーヒー、お茶などを飲め、朝弱い人の友達!
「最安心のグラス」全体は健康的な食品等級の材料を採用し、きれいな水を提供できます。内側は高品質高硼珪酸ガラス、外側は特製なやけど防止絶縁PP材料、底部は認証された304ステンレス。PSE規格、ROHSなど認証基準に準拠し、安全性が承認されました。
「信頼できる安全設計」沸いたら自動でスイッチが切れる「自動電源オフ機能」と「空だき防止機能」がつき、ケトル内の水が沸騰すると自動的に電気が遮断され、乾燥するまで水が繰り返し沸騰することを防ぎ、この機能により安全性と実用性を確保することができ、ご安心にお使いいただけます
人に優しい設計」衛生面に配慮した注ぎ口にはメッシュフィルターを付いていり、ほこりや汚れなどを防ぐような構造だと安心して使える。本体は透明なグラスを利用、青い光を可視化してお湯を沸かすのが美しい!電源コードを電源ベースに収納可能設計、全体はコンパクトだから省スペースで食卓に置いても邪魔になりません。
こちら定格100V 900Wです。メーカー公表では140mlを45秒で沸かすそうです。
T-falよりワット数が少ないのに沸かす時間はこちらのほうが早いです、すごいですね。
容量は1リットルです、T-falより少し多めです。
まあ大は小を兼ねるのでこれも良しでしょう。
Amazonで購入したシリーズ 中身はどうなっているのでしょうか?
そうなると中の構造がどうなっているのか興味が湧くのがTottoです。
さっそく分解して見ましょう。
謎の中国製ケトル
こちらはAmazonで購入した新しいケトルの台座です。3つのビスで留まってますので外してみましょう。
三角形の穴のビスです、これは以前Amazonで購入したこちらで対応↓
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中身はこんな感じでした、コンセントのラインが来ているのと一応アースがとれるようになっておりました。
ここは電源だけなのでおしまい。
次は本体の方です。
こちらはプラスのビスが4本、一つは取っ手を固定しているビスですがそれも外さないと底が取れません。
パカっといくとこんな感じです、コンセントからきた非接地側のラインがブルーのコードでスイッチの方へそしてスイッチを経由してヒーターへ、ヒーターを通って接地側へ帰ってくるという配線です。赤と白はLEDを点灯させるラインでヒーターと並列に並び電流が流れると点灯する仕組みです。白いコードの太くなっているところに抵抗が入っております。
定格100V 900wの刻印
T-fal アプレシア
こちらは3つのプラスのビスで留まってます。
爪で引っかかってますので結構、力を入れないと外れません。最初ビビりましたが思い切りよく引っぺがします!!
こんな感じの爪で引っかかってます。
パカっと開くとこんな感じです。どちらの商品も同じような構造です。
定格100V 1250W の刻印
同じような配線ですスイッチを介してヒーターを通りマイナスへ、赤い配線はスイッチについている電源確認用のランプのプラス側です。
Amazonで購入したシリーズ 理論値
それぞれの商品の1リットルの水を沸かす時間を計算をしたいと思います。
最初の水温を20℃と仮定して100℃に沸騰させるには80℃上昇させなくてはなりません。
1㎖の水を1℃上昇させるのに1cal必要です、1リットルなので1000cal、
80℃上昇させるので80倍なので80000cal。
掛かる時間が知りたいのでジュールに変換します。
1calは4.19ジュール なので計算しやすいように四捨五入して4.2ジュール
80000×4.2ジュール=336000ジュール
1Wは1秒あたり1ジュールのエネルギーの事なので
900wの電気ケトルでは1秒間に900ジュールのエネルギーを加えることができます。
336000ジュール÷900w≒373秒
1250Wの電気ケトルでは
336000ジュール÷1250W≒268秒
謎の中国製ケトル 6分13秒
T-falケトル 4分28秒
いろいろなロスが入ると思いますのでメーカー公表値から逆算すると
謎の中国製ケトル 45秒ということは大体1045W相当の電力
T-falケトル 50秒ということは大体940W相当の電力
あれれ?電力が逆転してしまってます。電力以上の何か謎の力で急速に沸かしているのでしょうか!?
この数字を1リットルに当てはめると
336000ジュール÷1045W≒321秒
336000ジュール÷940W≒357秒
謎の中国製ケトル 5分21秒
T-falケトル 5分57秒
※実際T-falは800mlしか沸かせませんので80パーセントで考えると4分45秒と仮定して検証します。
これはあくまでも理論値とメーカー公表値からTotto独自で出した数字です。
これを目安に実際検証してみましょう!!
Amazonで購入したシリーズ 検証開始
きちんとやります。ですからダイソーで買ってきました、これは100円ではなくて400円です。
ダイソーの中では高級品です。
謎の中国製ケトル
まずは謎の中国製ケトルから。
水を1リットル入れます。
温度を測ったら25.3℃
この時、計算式の値だけ変えればよいと気づかず水の温度を下げるというアホな行動をとってしまいました。。。
まったくアホです、氷を入れて一生懸命温度を下げています。。。
そして20℃に近い温度になりました。
それでは実験開始!!
少しポコポコしてきました。
だんだんポコポコ大きくなってきました。
沸騰~!!
タイムは7分49秒です。。。
あれれ?結構掛かってしまいましたね。。
T-fal ケトル
水温は26℃、途中で計算式の値だけ変えればいいと気が付いたのでこちらはこのまま行きます!
少しポコポコしてきました。
終了~こちらは本体が透明ではないので写真を撮っても映えしないので写真はなし。
タイムは4分19秒です。
Amazonで購入したシリーズ 検証結果
謎の中国製ケトル 7分49秒
T-falケトル 74℃上昇させた時間4分19秒
80℃上昇させた予測時間4分40秒
1リットルを80℃上昇させた予測時間5分50秒
容量や最初の水の温度がそれぞれ違いますので計算して整理します。
336000ジュールを電力で割った数字が掛かった時間7分49秒になりますから
熱量を時間で割ってあげれば電力が出ます。
計算すると716W
1リットルの水の温度が20℃で100℃まで上昇させる熱量が336000ジュールですから
0.8リットルの水を26℃から100℃まで上昇させる熱量は248640ジュール
熱量を時間で割ってあげれば電力が出ますから4分19秒で割ると
計算すると960W
謎の中国製ケトル900Wから716W 21パーセントのロス
T-falケトル 1250Wから960W 24パーセントのロス
謎の中国製ケトルは内部の表示通り900Wいろいろなロスがあって実際の能力は716Wの電気ケトルです。
T-falのケトルは1250Wこちらもロスを考えると960Wの電気ケトルでした。
Amazonで購入したシリーズ まとめ
謎の中国製ケトルはちょっとズルいカタログの値ですね、中身が900Wですから45秒で沸騰させることはやはりできません。
T-falのカタログの表示はほぼあってます、さすが大手、過大広告なんてしませんよね。
容量の問題で計算値と少し違う結果になるのかもしれませんがほぼ電力通りの結果になります。
お湯を沸かすのにそこまで急いでいないので新たに購入した謎の中国製ケトルをしばらくは使おうと思っております。
ただ今後の耐久性などはわかりませんのでT-falのケトルもどこかにしまっておこうと思います。
見た目はお洒落でとても気に入っておりますので沸騰時間を気にしない方にはオススメします。
Amazonで購入したシリーズ 電気ケトル比較おしまい~
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