どーもトットです。
春が終わって梅雨が明けたらいよいよ夏本番、暑さ対策に一役買ってくれそうな商品をAmazonで検索してみると、何やら『ミニクーラー』などというものがたくさん引っかかってきます。
とてもこれだけで涼しくなるとは思えませんが
そんなに流行っているなら一台騙されたと思って購入してみましょう♪
Amazonで購入した『ミニクーラー』その内部構造や使ってみた感想をお伝えします
目次
夏の暑さ対策には何を使う?
まずは暑さ対策にはどんなものがあるか考えてみましょう!
うちわ
もっとも原始的な方法、人間の体温よりも外気のほうが冷たければうちわで扇いで風を自らの体に当てれば、自分の体のまわりにある温められた空気を入れ替えることができるので、若干涼しく感じます。
体温が37度と仮定した場合、外気温が37度以上の日は効果がないということになります。
夏の暑い時期はほぼ無意味ということになりますね。。
そして扇ぐことによる自らの運動エネルギーのせいで体温も上昇しますので、どこまで本当に涼しくなっているかはわかりません。
霧吹きなどで自分の体を少し濡らして気化熱を利用すればもう少し涼しくなります。
費用 うちわ代のみ
扇風機
電気の力を利用してモーターに取り付けたファンを回して風を発生させる。
これも基本は外気の温度が人間の体温を下回っていないと涼しく感じません。
汗で濡れた体や霧吹きなどで体を少し濡らせば気化熱で少し涼しく感じます。
費用 扇風機購入費+電気代
クーラー
部屋の暖かくなった空気を熱交換器により冷やして再び部屋の中に戻す。これにより部屋の温度はどんどん下がるのでまさに最強。
費用 クーラー購入費+電気代
ミニクーラー
水を入れるタンクがありそこからミスト状の水を出してその気化熱を利用して冷たい風を出す装置。
湿度が上がってしまうというデメリットがありますが上手に換気をしながら使えば問題ありません。
小型ファンなので電気代はかなり安い。
費用 ミニクーラー購入費+電気代
今回の商品
『Cool Your Space…Fast & Easy』
こんなキャッチフレーズです(笑) 早く簡単に涼しくしてくれるってことですね。
ミニクーラー 開封してみます。
それでは早速開封してみます、
中身はこんな感じ、結構小さいです。
高さ160mmくらい
横幅140mmくらい
奥行160mmくらいですね。
奥行160mm×横幅140mm×高さ160mmって感じです。
小型なので自分ひとりがちょくに風に当たる感じで使う設定でしょう。
付属品はUSB電源ケーブルと取説だけです。
取説は英語のみですが電源入れてスイッチ押してタンクに水を入れるくらいなので英語がわからなくても直感でOKです。
分解
それではどんな構造なのか分解してみます♪
まずはフィルターを外します、これは引き出し式になってますので最後だけこじれば取れます。
底を外します、これはねじ止めではなくパチッとハマっているだけですので少し力を入れてグイっと外します。
上のパネルの同様に外します。ここにはミストを噴射する装置がねじ止めされてますので注意。
スイッチパネルを外します、これもパチッとハマっているだけですので力ずくで外します。その時ケーブルがつながってますので切らないように注意。
カプラーを外したらほぼ解体完了。
風を送り出しているのはPC用の冷却ファンです。音は若干うるさく感じます。
これを少し高価な静音ファンに変えてあげればもう少し強風でも静かになるかもしれません。この辺はコストの問題でしょうがないのでしょう。300円くらいのファンでしょう、いやもっと安いかな?
こんな感じの↓ファンに交換したら静かでパワーが上がるかも♪
ミストはこれくらい目に見える感じで激しく出てきます。
ミスト発生装置はこんな感じでまん中に細かい穴が開いております。穴はかなり小さいので普通は水を通しませんが超音波により破壊されて細かくなった水は小さな穴を通り下に霧状になって落ちます、その落ちた霧状の水をファンで飛ばす仕組みです。
霧化器用振動子↓
分解して構造を調べてみるといろいろなことが学べていいですね♪
スイッチの基盤には風量を調節するスイッチやイルミネーションの為のLEDなどが付いています。
実使用した感想
ファンの音
ファンのスピードは3段階で調節できます、一番弱い風量でも音は結構気になるかもしれません、取説には子供が寝ている横で使用している写真が載ってますが私はこのミニクーラーの横でぐっすり寝ることはできないでしょう。
風量
あくまでもPCの冷却ファンです扇風機の最大風量に比べたらもちろん劣りますしかし卓上に置いてちょくに風を受けるのであればなかなか良い感じなのではないでしょうか。
涼しさ
ミニクーラーというネーミングですから涼しさが風のみではありません、冷たいミストを飛ばせばかなり涼しいはずです。
上部のフタを開けて水を入れます。
しかし残念なことにこのフィルターが風量とミストをブロックしてしまいます。
じゃーん!!トットはこうやって使っております(笑)
フィルターなんていりませんミストが直撃しますのでなかなか涼しいです。しかしこの使い方はミニクーラーの構造を全く無視した使い方です。本来はミスト状の水分の気化熱を利用して涼しい空気を出す装置です(笑)
しかしそんなことは無視してトットはさらに氷を入れて冷たい水にして冷たいミストの直撃で涼みます♪
ちなみに若干自分自身が濡れます。。
イルミネーション
ボタンを押せば7色のイルミネーションが点灯します。もちろんオフにもできますのでトットは常時OFF!!
ムーディーな感じにしたい人は使用してください(笑)
暑すぎてムードなんて言っている場合ではない。。。
価格
トットはAmazonにて3279円で購入しました。
この機能でこの価格ならお得とは言い切れませんが仕方ない金額だと思いました。
各プラスチックのパーツは若干チープですが、そうでもしないと開発企業は利益が出せませんからしょうがないでしょう。
『ミニクーラー』まとめ
広めのオフィスで仕事してて、そして人より暑がりな人はオススメかもしれません。直撃の風とミストはなかなかの威力です。
ただ騒音は気になりますので120mmの厚さ25mmの2ピンの静音ファンに交換すれば音は静かになるかもしれません(笑)
さらに部屋の湿度をあげてしますので少しひんしゅくかもしれませんね。
ひとりでブログを作っているTottoにはまわりへの騒音も気にしなくて良いので若干音がうるさくても関係ありません。
この夏活躍してくれそうな気がします。
エアコンでガンガンに部屋を冷やすより経済的で体感的にはかなり冷えますので
ミニクーラー検討している方は是非参考にしてください。
番外編 ミニクーラーよりもはるかに冷える機器
金額もミニクーラーから比べたら10倍くらいしますが、基本エアコンと同じ構造ですのでかなり冷たい空気が出てきます。
しかしエアコンと違い、室内機と室外機が一体になっておりますので排気の流れを考えなくてはなりません。
ガレージ内や屋外などで使用するにはとっても効果があると思います。
そんな商品をご紹介いたします!!
↑こちらの商品は使っておりますがとても冷たい空気が出てきます。除湿乾燥機としても使えますので浴室に置いて洗濯物を干せば浴室乾燥機にもなります。
↑こちらは業務用のスポットクーラーなどを主に製造しているメーカーの小型スポットクーラーです。
↑さらに大型ナカトミ製スポットクーラー
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