どーもトットです。
過去のブログでも公表してますがトットはそこそこのきれい好きです(笑)
今日はわが家の玄関と車を掃除しちゃいます。
玄関掃除や洗車には必ずこの道具を使います。。。
『ケルヒャー高圧洗浄機』
しかしいつも元気に動いてくれているケルヒャー高圧洗浄機が今日はどうも様子がおかしい!!
そんなトットが経験したトラブルとその対処法をまとめてみました♪
目次
ケルヒャー高圧洗浄機
わが家の高圧洗浄機はケルヒャーのK3サイレントベランダというモデルです。このモデルサイレントというくらいですから静かなのでしょうね、これが初めての高圧洗浄機なので静かかどうかはわかりませんがトットはそんなにうるさいと感じなくガンガン使えていますのできっと静かなんだと思います。
このケルヒャーを使って玄関まわりのタイルを一気にできれいにしちゃいます。これは簡単にきれいになりますのでとても楽しいです。。。
ところが。。。
ケルヒャーのガンノズルのスイッチをオフにしても水は止まりますが電源が落ちません。
『ブブブブブブブブ~』
とっても嫌な音がしますのでコンセントを抜いて強制ストップ!!!
購入から4年もう寿命なのかな?玄関が終わったら車も洗おうと思っていたのに予定が狂った。
車は普通のホースの水で手洗いして、さっさとケルヒャーを直してしまいましょう。
スクラッチシールド(耐スリ塗装)にも対応したブリスRSで愛車はコーティングまでしたのでピッカピカ♪
家電にも使えますのでお家の中でも活躍してます♪
ケルヒャー高圧洗浄機ってどんな構造?
おそらくそんなに複雑な構造ではないでしょうからとりあえず開けて見ましょう。
手順1
まずはタイヤを外します
タイヤの外し方はタイヤについているフタにマイナスドライバーが入りそうな穴がありますのでそこをコジると筒が抜けます。
するとタイヤは手で簡単に外れます。
手順2
日本製品は見栄えを大切にしますので隠しネジなどを使用してネジを極力見えないようにしておりますが、海外製品は隠しネジなどほとんど使用しておりません。
カバー裏に見えるネジは12か所あります。
カバーを外すために抜かないといけないネジは7か所です。
しかしそのネジはプラスではなく星型のトルクスネジなんです。
このトルクスネジはヨーロッパでは主流のネジみたいです。
日本ではまだまだプラスネジが主流なので
トットは精密ドライバーセットの中から探します。
このサイズのビットがありました♪
これだけの本数を外すのは手で回すのは面倒なので電動工具の力を借りたいと思います。
精密ドライバー用のビットを電動ドライバーに装着したらこんな状態になってしまいました(笑)
こちらは精密ドライバーセットの延長ビットを使ってなんとか組み合わせたらこんな状態ですが長くなりました。
先日マックのハッピーセットのおまけのトミカを分解するときにも使用しました(笑)
ネジを外すとこんな感じにパカっと簡単に外れます。
手順3
カバーが外れましたら本体のメカを外す
※元に戻すときの為にところどころ写真を撮っておくと後々迷いません。
メカに乗っている静音シートは乗っているだけですので取ります
本体正面のスイッチを引っこ抜けばあとはメカはカバーから外れます
これは洗剤を供給するホース、引っ張るだけで取れます。
正面カバー、メカ、裏カバー分離できました。
※透明なホース類は外さなくても作業できますが邪魔だと思う場合は外して下さい
手順4
本体メカを分解します。
本体メカについている少し大きな六角のネジを4本外していきます。
このネジを回すのがちょっと大変、工具がいろいろなところにぶつかって回しにくいです。。
4本外した状態です。この状態で作業は出来ます。本体をさらに切り離すと戻すのが大変になりますのでやめておきましょう。
安定性が悪かったので上下逆にしてます。逆さにしても特に問題はなさそうです。
↓このパーツも外します。
マイナスドライバーを差し込んで金具を外せば抜けます。
忘れてました。。メカ正面の静音スポンジも外しておきます。
↓この黒いホースもそのままで作業できます
ステンレスのカバーをビスごと持ち上げます
↓このパーツが外れます
白いボックスの電源ユニットも引っ張れば外れます
黒いホースみたいなパーツと白い電源ボックスが今回のお目当てのパーツです。
ケルヒャー高圧洗浄機の電源ユニット分解
電源ユニットは爪で引っかかってるだけなので簡単に開けられそうです。。。
と思いましたが実は大変でした。
2人でやれば簡単ですが1人だと手が足りません(汗)
その理由は。。。
同時に全ての爪を外さないと一つ外してもう一つに行こうとするとさっき外した爪がまた戻っちゃうんです。
なので足も使ってマイナスドライバーを差し込んだりいろいろしながらやっと外せました。
手が足りなかったので写真はもちろん撮れてません。
ユニットを開けたことで電源の仕組みはわかりました。
アナログのスイッチがオンになっていても水圧で動くスイッチが動けば強制的にオフになる仕組みです。
メインのスイッチは壊れていませんでしたので水圧で動く機構がどうやら怪しいです。
↓スイッチ修理の記事はこちら
↑これが水圧で動くスイッチユニットです。
この時はこの白い棒がスイッチ押す役割を果たしているとは知りませんでしたので他の部品を分解してしまいました。
これは開ける必要がありません、トットは開けてしまい危うく部品を紛失してしまうところでした。
水圧で動く弁をバネの力で戻すような仕組みです、なので開けるとバネと弁が飛び出します。
バネと弁がどこかに飛び散った瞬間『回収不能。。』と思いましたが奇跡的に部品は全部なくなりませんでした(汗)
意外と簡単な仕組みだったので問題なく元に戻せました。。。
このノズルは引っ張れば取れます。
これが水圧で動くスイッチを押す棒です。
今回はこの棒が押し込んだままの状態で固着しておりました。
なのでスイッチが入ったままの状態になってしまったのです。
頻繁に動く部品でグリスも塗ってありましたが少し動きが悪くなっていたみたいです。
今回はグリスアップして動くことを確認して元に戻しました。
↓大活躍の万能グリスです、DIYレベルでの使用ならこれ一つで数年活躍してくれます
こんな感じで指で押すと動きます。
この棒が水圧があるときは(ガンのトリガーを引いていない状態)飛び出してスイッチをオフにして水圧が抜けると(ガンのトリガーを引いた状態)棒が引っ込んでスイッチがオンになります。
メインのスイッチをオフにすると板が引っ込みます。
メインのスイッチをオンにすると板が出てきます。そしてさっきの水圧で動くスイッチがこの板を押し上げたり元に戻したりして強制的にスイッチをオン、オフ切り替えます。単純な構造なのですが考えた人は素晴らしいですね。
元に戻すときに六角のネジがバネで押されるので結構大変でした。
その大変なネジを取り付けて後はカバーをはめるだけとなったときに変なパッキン発見。。
ガーン!!これのパッキンです。。。せっかくほとんど元に戻せたのにまた分解して取り付けなくてはなりません。。
さあ終わったと思ったら。。。なんだか変だぞ?
ガーン。。。これをつけ忘れた、また6角のネジを4本外します。
さあ終わった。。。なんだこれ?
ガーン。。。ここの青い部品だ、また外します。。。
全部組上げてカバーをつけてやっと終わりかと思ったら。。
なんだこれ?ガーン。。。静音シートとメカを支えるステーが残ってた。。。
その後なんとか元の状態に戻せました。は~疲れた。。。
ケルヒャー高圧洗浄機 試運転
さあ外で試運転してみましょう。
大成功!!!
ちゃんとガンのトリガーでスイッチがオン、オフできるようになりました♪
まとめ
今回は簡単な修理で直りました。しかし普通の使い方での故障ですしグリスアップのみで直るのならみなさんにも起こる現象だと思います。
もしスイッチが切れなくなったらご自身で簡単に直せますのでご興味ある方は試してみてはいかがでしょうか。
簡単な構造なので部品が折れたりしない限りは壊れなそうなので定期的なメンテナンスをして長く使いたいと思います。
※でも何かあっても自己責任でお願いします。
↓洗車機のような泡あわ洗車を楽しみたい人はこれ!近所迷惑レベルの泡(笑)
▼またまた壊れたケルヒャー高圧洗浄機
大変参考になり、お蔭様で家のケルヒャー(同機種)も無事直りました!
家の場合は、トリガーONにすると高圧水がON⇔OFFを繰り返す状態でしたw
ばらした所、白い棒がベース部?(丸い部分)の境で折れていました。
この部分をボンディック(紫外線硬化するプラスチック)で補修し無事復活となりました。
保障が切れていたので修理に出すと1万+部品代掛かる所が2千円で直って良かったです。
有難うございましたm(..)m
ひろ★3さん
コメントありがとうございます。
ケルヒャーの記事の閲覧数がこの年末急に増えてますので皆さん大掃除で使おうとしたら故障したって感じですかね。
しかしこの高圧洗浄機はとても便利でいろいろなところで使っておりますがある程度の使用年数が経過するとほぼ同じ箇所が故障するみたいです。保証期間中、壊れなければいいやという作りなのでしょうか。
簡単な補修で直りますからみなさん諦めないで直して長く使っていただきたいですよね。プラスチックパーツの補修、参考にさせて頂きます。