どーもトットです。
トットは何かにハマると、それ関連の道具をすぐに集めまくるタイプ!!
男性ならきっと理解していただける習性だと思います(笑)
そして今、夢中になっているのは『キャンプ!!』
昨今のコロナの騒ぎのせいで、今年の夏休みは遠くに出掛けられません。それならば近場でキャンプでもしてみようと、テントを購入したのが事の始まりです。テントを購入するときまではキャンプにそこまでこだわりがなかったので、友人からのアドバイスで簡単に決定。購入したテントを持って一度キャンプに行ったら、あれやこれや、欲しい物だらけになってしまいました。もうキャンプ用品の物欲が止まりません(汗)
目次
今回購入したのはキャンプでの最重要アイテム
今回キャンプに行ってとても重要だと思ったのは『灯り』でした。灯りの配置や光量などによってサイトの雰囲気がガラッと変わります。今回持参したライトはメインのライトとしてLEDの白い光の物とガス式のテーブルランタンのみでした。テーブルランタンはとても雰囲気が良かったのですが、メインのランタンは光量が足りない事と、光の色が白かったので、サイトがなんだか寂しい雰囲気になってしまいました。灯りに不満を感じたトットは、キャンプから戻ってすぐにネットで検索!!
夜になると真っ暗になるキャンプ場、ランタンなしで夜を過ごすのは不可能と言っても過言ではありません。現在、ランタンには燃料の違いから大きく3つの種類に分けることができます。
・LED(電池式)ランタン
・ガスランタン
・ガソリン(灯油)ランタン
それぞれメリット、デメリットがありますが、トットが求めている大光量を誇るのはガソリン式ランタンみたいです。
↓最近のLEDランタンの進化もすごいことになってるみたいです!
【LEDランタン】おすすめ7つの決定版。これを買わずに何を買う!?CAMP HACK様引用
現在、キャンプなどで活躍しているランタンのなかでは、もっとも歴史の古いのがガソリンランタンです。ハイパワーモデルが多いため、大光量を必要とする場所で使うのに最適。点火させるにはガソリンタンク内の空気を圧縮するポンピングや、マントルの空焼きといったちょっと面倒な作業が必要になります。
また、燃料バルブを開きながら点火用ライターを差し込まなくてはならないなど、初心者にとっては若干恐怖心が湧いてしまうかもしれません。しかし、明るさと「シュー」という独特の燃焼音は、真っ暗な大自然のなかで安心感を与えてくれるため、長年愛用している中・上級者も多く存在します。
SAKIDORI様 引用
最近主流になってきているLEDランタンに比べたら、いろいろ面倒なこともありますが、LEDランタンとは違い、構造自体は単純なのでメンテナンスさえしっかりおこなっていれば、何十年も使えるところも魅力です♪
トットはこういった、面倒くさい製品と火遊びが結構好きです(笑)
ランタンと言えばコールマン!!
今回メルカリで購入したランタンはこちら!
コールマン ノーススター2000
このランタンは明るさが特徴です!!コールマンのランタン史上、最大の明るさを誇り、その明るさはなんと360CP(CPとはキャンドルパワーという単位、1CP=ローソク1本分)なんとローソク360本分の明るさです!!!その明るさについては全然想像がつきません、仮に誕生日にケーキにロウソクを立ててもらっても、今のところ48本ですから、生きているうちに360本のローソクの灯りを目にすることはないでしょう(笑)
Yahoo!の検索で『コールマン ノーススター』と入れるとそのあとには『迷惑』と候補が出てきます。
きっと明るすぎて、他のテントサイトから明るすぎると、苦情が来るのでしょう(笑)
このランタン、明るさもさることながら、ガソリンランタンの面倒な作業の一つである点火が自動で出来ます。自動点火装置のボタンを押しながら燃料調節バルブをひねれば点火できます。これはガソリンランタンの点火時の恐怖を半減させてくれます♪
今回購入した商品はこちら↓
LPガス版のノーススター2500↓
インディゴレーベルもカッコいい
ノーススターの現状
メルカリで購入したこの商品、中古ですのでいろいろ問題はあると思います。まずは現状を見て行きましょう♪
見た目はこんな感じ、付属品も付いてお得に感じました。
↑コールマン純正商品はなんでも高いので付属品が付いているのは、とってもお得感があります♪
塗装がボロボロにとろけております。ちょっとくらいボロくても直す前提で購入したので問題なしですが。
そしてこのランタンの持ち手(ベイルハンドル)が付いておりません。ランタンの傘(ベンチレーター)には落下した際に出来たであろう、大きな傷と歪みがあります。持ち手が付属していない事と、この歪みは、商品到着後に気が付きました。持ち手がないのは結構不便だと思います、灯りを点灯したランタンは高温になりますので持ち手がないと、場所の移動が大変です、さらにその持ち手はランタンをフックなどに引っ掛ける用途も兼ねてますのでそれもできません。新品の部品も存在するのですが、現在は売り切れ状態で手に入りません。仕方がないので針金を使って自作します。ベンチレーターの歪みはきっと修正できるでしょう♪
出品者の説明によると、ホワイトガソリンをこぼして塗装が剥げたとのことです。このままでは使いたくありませんので塗装します。
外装はこんな感じですが、内部はどのような状態になっているのでしょうか、次は内部を分解してみます。
コールマン ノーススター分解
コールマンのランタンは交換用部品がたくさん出てます、自分でメンテナンスすることが前提で販売されているのでしょう。とてもメンテナンスしやすい設計になってます。
分解はあくまでも自己責任でお願いいたします。万が一事故等ございましても、当サイトでは責任は持てませんのでご了承ください。
ベンチレーターとグローブとグローブガードを外す
このネジを外すとベンチレーターとグローブとグローブガードが外れます。
グローブを割らないように慎重に外します。
おお〜!グローブとグローブガードは、結構綺麗です。洗浄するだけでピカピカになりそうです♪ちなみにランタンの持ち手(ベイルハンドル)が付いている場合上部のネジを外したら全部一体型になって外れると思います。
自動点火装置を外す
赤いボタンの上の金具を押し下げれば簡単に引き抜けます。
若干腐食した感じの電池が入っております、現時点の段階では火花は飛びません。故障しております。メルカリの説明文ではこの故障の事は記載されておりませんでした、やられた。。。でもこれも直すから問題なし!!
メルカリで販売されているノーススターで、この点火装置が壊れていると記載されている商品が、たくさんありました。きっと壊れやすい部品なのでしょう。
ヒートシールド(遮熱板)を外す
マントルの下側を取り付ける重要な部品です。
3か所爪で引っかかっているだけですので簡単に外れます。
外れました♪
基本壊れるような部品ではないので、ピカピカに磨くだけですね。ちなみに写真に撮りませんでしたが小さな虫の死骸がたくさんあいました。。。光に集まってきた虫が一瞬にして焼け死んでいくのでしょう。。
バーナーフレームを外す
センターのボルトを外してバーナーフレーム一式を外します。
専用工具もコールマンから出ておりますが持っていないのでウォーターポンププライヤーでやってしまいます。
普通の人は純正の専用工具を使いましょう(笑)
↓この工具一つで、だいたいの分解ができるのでキャンプ場でも修理できます。
抜けました。かなり汚れております。
ジェネレーターを傷つけないよに慎重に引き上げます。
真っ黒なジェネレーター、これもあとで磨くので問題なし!
取れました♪
センターのパイプは手で取れます。これも汚れております。
ジェネレーターを外す
ジェネレーターの下部についているナットを緩めてジェネレーターを外します。専用工具を使えば傷が付きにくいです。ウォーターポンププライヤーだと傷が付きますので慎重に!!
この針は引っかかっているだけですので簡単に外れます。この引っかかっている向きが重要です。逆に取り付けるとガソリン漏れます。
ジェネレーターも交換部品あります
火力調節ダイヤルを外す
このダイヤルを回すことによって突起物が上下して火力を調節しております。
全閉状態
全開状態
プラスのネジを外します。
取れました。
ちなみにこのダイヤルもコールマンオンラインで税込み990円で販売しております。カスタマイズパーツとして、いろいろなカラーのダイヤルを販売してくれたら面白いと思うのですがね。
タンクを傷つけないようにカラーを外します。
だいぶスッキリしてきました。
燃料調整バルブを外す
タンクに固定されているこの部品を外します
取れました、この部品の結合部には液体パッキンが塗布してありますので、取り外しには結構、力がいります。
どうしても固くて外れないときは、ヒートガンなどで軽くパッキンを温めて柔らかくしてから外すと取れやすいです。ドライヤーでもいけると思います。
ポンププランジャーを外す
タンク内の圧をあげる重要なパーツです。現時点でもポンピングはできますが、若干圧が弱い気がします。ポンプカップは新品に交換した方が良いかもしれません。
頻繁にメンテナンスをしていれば手で回すこともできますが、若干固着しておりますのでラジオペンチを使用します。
引っこ抜きます。
チェックバルブを外す
ポンププランジャーを外すとその奥のほうにチェックバルブが見えます。
これも外すための専用工具があるのですが持っていないので、代用品でやっちゃいます。
でっかいマイナスドライバーにキッチンペーパーを巻いたものです(笑)キッチンペーパーを巻くのは筒の中を傷つけないためです。
筒の中に突っ込んでチェックバルブを回します。
しかしとんでもなく固い、マイナスドライバーにウォーターポンププライヤーを噛ませて気合で回すと、バキッと音がしてなんとか回りました。壊すかと思いました、このバルブのネジ山、壊してしまったら二度と外すことはできませんのでご注意ください。
取れたチャックバルブは若干削れていました。みなさま専用工具を用意しましょう。。。何度も言いますがこれネジ山なめたら終わりですから。。。
コールマン ノーススターランタン分解 まとめ
今回は中古のノーススターランタンを、分解するところまでお伝えしました。
とってもメンテナンス性に優れた設計になっておりますので、とても簡単に分解することができました。
わが家にはアラジン社の石油ストーブがあるのですが、それを分解したときと同じようなワクワクする感じがしました♪
次回はこのパーツをすべてピカピカに洗浄、修理してして新品以上のランタンに仕上げていきますのでお楽しみに♪
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