どーもトットです。
洗車や玄関の掃除などに大活躍の高圧洗浄機。
わが家で使用しているのは、高圧洗浄機ではもっとも有名なドイツのメーカーのケルヒャーです。
以前のご紹介いたしましたが電源系統のトラブルが多いメーカーです。
トットの記事の中でもだいぶバズっているので、きっと大勢の方がお困りになられているかと思います。
※故障する理由は過去記事を読んでいただけましたらわかります
1年以内でしたらメーカー保証で無料で直してもらえますが、1年以内にはかなりハードに使用する人以外はほとんど壊れないと思います。
1年以上経過しましたら、有償で直してもらうか買い替え、後は自分で直すしか方法がありません。
以前ご紹介した方法で1000円くらいで直せますが、いずれまた同じ部分が必ず壊れます。
トットも何回も修理して使っておりましたが、もう面倒なので最強改造で壊れなくしようと重い腰を上げました。
改造はあくまでも自己責任でお願いします。
トットは責任取れませんので。
改造するとメーカー保証が受けられなくなりますのでご注意ください。
最強改造『パワリレー化』
ケルヒャーはドイツ製でそれをそのまま日本でも使用できるように販売されております。
使えるのは使えますが、絶対に使っているうちに壊れるパーツがあります。
それは『スイッチ』です!
※詳しいことは過去記事をお読みください。
そこでスイッチに掛かる負荷をなくしてスイッチ自体壊れない仕様に改造しました。
『パワーリレー化』です!!

今回使用したリレーは
オムロン製の『G7J-4A-B』というものです。
このケルヒャーはスイッチに直接大きな電流が流れてスイッチ内の接点が焦げてしまうので、スイッチに大きな電流を流さないようにリレーを介して本体を稼働させるように改造します。
このパワーリレーは定格100V~120V 25Aまで対応できますので15Aのでしたら問題ありません。
万が一回線が焼けてしまっても、あと2回線ありますので配線し直せばまだ使用できます。
ケルヒャーK3サイレントには、リレーも内蔵されておりませんし、ヒューズも見たところ内蔵されていないように思えます。
とても大雑把な作りです。。。
取り付け
分解方法は以前の記事をお読みください。
今回は分解したところから始めてしまいます。
電源ケーブルは根元から15cmくらいのところでチョッキンします。
中にはプラスとマイナスとアース線が入っております。

スイッチの分解
内部にアクセスできましたらスイッチを分解します。

真ん中のレンガ色したパーツがスイッチです。
スイッチの機構はそのまま使いますので、配線をいじって行きます。

スイッチの裏の配線を外し平型端子はもう使用しませんので配線を切ってモーターと直結してしまいます。
グレーと黒
茶色と白
直結した配線はスイッチ内に収めなくてはいけないので出来るだけコンパクトに結線します。
このまま元に戻したら電源は入りっぱなしになってしまいますので、次は電源が切れるようにスイッチの改造です。
スイッチへの配線

元々のスイッチの電極にハンダで配線を固定します。
このケーブルはリレーを作動させる電流しかながれませんので細くても大丈夫です。
わが家にたまたまあったのは17Aまで対応できる少し太めのケーブルでした。
機械内の取り回しを考えると細いほうが簡単です。
このスイッチからくる配線をリレーにつないでオン、オフの操作をします。
アースの緑の線を引きぬいて、ゴムのパッキンに少し切れ目を入れてそこから先ほどハンダ付けをしたケーブルをスイッチの外に出します。

アース線はスイッチの中にいる必要がないので外で結線します。
引っ張れば引き抜けます。

配線ができたら
スイッチの中をキレイに配線を取り回して組み立てます。

電源ケーブルの加工
コンセント側とスイッチから出ている電源ケーブルそれぞれに、アース線にはギボシ、プラス、マイナスにはそれぞれU字端子を取り付けます。スイッチ側のアース線は引き抜いておりますがそちらにもギボシを付けます。
アース線はそのまま元の取り付け位置に取り付けます。

スイッチ側からきている切った電源ケーブルはリレーまで届かないので25cmくらい延長します。
※結線の写真撮り忘れました。。。

パワーリレーと接続
パワーリレーとつなぐ線は3系統の6本と渡り線です。
コンセント側 2本
新設スイッチ 2本
スイッチ側モーター線2本
渡り線 1本


これでスイッチがオンになるとコイルに100Vが流れて、モーターに電流が流れるようになります。
ケース内に配置
パワーリレーをケース内の空いているスペースに配置します。
モーターの右上にちょうど良いスペースがあります。

振動でカタカタしてしまいそうなのでスポンジを巻いてみました。

コンセント側からのケーブルの長さが少し足りなかったので伸ばします。
写真に写っているプラスチック製のボルトを回して緩めればケーブルを動かすことができます。

上手く配置しましたら、ケースを元に戻して完成です。
まとめ
やってみた感想ですが、『こんなに簡単ならばもっと早くやっていれば良かった!!』です。。
パワーリレーは2年位前に購入していたのですが、スイッチも交換して問題なく動いておりましたから
次、故障したらパワーリレー化しようというスタンスでした。
スイッチの交換をしても所詮延命措置くらいなので、今後故障してしまった方は少し作業工程は増えますが
パワーリレー化してしまったほうが安心かもしれませんね。
※改造はあくまでも自己責任で。。。トットは保証できません
この改造で使用してみてしばらく様子をみたいと思います。
最新のケルヒャーの高圧洗浄機の構造はわかりませんがもしかしたら日本仕様に対応しているかもしれませんね。
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